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社員インタビュー

マイクロ流路チップを通じて
特異ながんの早期発見など
人々の健康に貢献。

技術 2009年入社/理系 物理系専攻

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精密さを極限まで追求する技術力に惹かれて入社

大学では物理学を専攻し、素粒子・原子核に関する研究に取り組んでいましたが、将来的に目に見えるモノづくりに携わりたいと思い、メーカーへの就職を考えていました。さまざまな企業の中から当社を選んだのは、確かな技術力を持つ企業だと感じたから。プラスチックの射出成型を行う企業が世の中にたくさんある中で、精密さを極限まで追求している点に面白さを感じました。現在私が所属するバイオ事業グループの業務も、ミクロな領域で目に見えない結果を追う点では大学時代の研究分野と共通する部分があると感じています。

現在の仕事は、一言で言うと顧客との最前線に立つ仕事です。私たちのお客様は、マイクロ流路チップを使っている分析機器メーカーや医薬品メーカーなど。私たちが手掛けるサブミクロン単位の精度が求められるマイクロ流路チップは、がんの早期診断や希少な遺伝子変異の検出など、複雑かつ高度な検査領域で幅広く活用されています。こうした分野のお客様に対してご提案を行ったり、期待通りに機能させるためのフォローを行ったりするのが主な業務になります。

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困りごとを解決する「ソリューションプロバイダー」

私たちの部署が目標に掲げているのは、当社を信頼していただけるお客様を増やすこと。そのためにも、単なる加工業者ではなく、困りごとを解決する「ソリューションプロバイダー」であることを念頭において仕事に取り組んでいます。また、分かりやすくスムーズな情報伝達も重要なポイントだと考えています。「モノづくりの知識がないお客様にデザイン変更を提案する」「バイオの知識に乏しい製造チームに機能上の仕様を伝える」など、分野外の人たちに向けて筋道を立てたストーリーを明確に伝えられるように心がけています。

この仕事にやりがいを感じるのは、私たちの提案が功を奏し、お客様のプロジェクトの成功に貢献できたときです。こうした実績を通じて、お客様からの信頼を獲得できたときには大きな達成感が味わえます。信頼を得られた証として、プロジェクトについての困りごとを相談されたり、お客様からの紹介を通じて新たなプロジェクトの引き合いをいただけたときにやりがいを感じますね。

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アメリカ赴任の経験を活かして組織を活性化したい

この仕事の難しい部分は、プロジェクトの初期段階から量産に至るまで、時には1年以上の時間がかかることです。また、試作品が思い通りに機能しないときにはお客様と協力して原因を探ることになりますが、分析検査の過程が目に見えないため、どこに原因があるのかを特定しづらいのも難しいところです。

仕事を通じて成長を感じるのは、自分と相手の知識のギャップを事前に予測し、適切な説明や提案を行えるようになったこと。また、アメリカ赴任時代は、技術チームをリードする立場を担い、現地の技術者が主体的に活躍するチームの実現を目指して業務に取り組む中で、とてもいい経験ができたと感じています。今後は、アメリカでの経験を日本へ持ち込み、チームの力を底上げすることで事業の成長を促進していくのが目標です。そして、お客様からの信頼を得る重要性を浸透させ、組織の意識レベルをより高めていきたいと思います。

1日のスケジュール

9:00

出勤・ミーティング
米国-日本の拠点間でデイリーミーティングを実施します。

会議
お客様との電話会議を行います。

レビュー
新規の引き合いのレビューを行います。

方向性の検討
今後の方向性の検討やアクションなどを決定します。

昼休憩

デザイン検討・資料作成
午前の内容を元にデザイン検討や提案資料の作成などを行います。

9:00

帰宅

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