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社員インタビュー
自分が加工したものが
世界中で使われている。
だからこそやりがいがある。
部品製造 2015年入社/理系 生物系専攻
ナノオーダーの加工に驚いたのが入社のきっかけ
私がエンプラスに興味を持ったのは、大学内で開催された企業説明会を通じて、ミクロンオーダー、ナノオーダーの加工技術があることに驚いたのがきっかけです。自分もこうした技術を身に付けたいと思ったのが入社の決め手になりました。また、大学時代にはバイオ分野を専攻していたため、医療系のデバイスがある点にも惹かれました。当社では遺伝子を調べる高精密・高機能マイクロ流路チップを製造しているため、大学で学んだ知識も活かせそうだと感じて入社を決めました。
現在は、アーク放電によって材料を溶かして加工を行う1ミクロン単位の制御が可能な超精密「放電加工機」や、薬品と電気を利用して金属を析出させる「めっき系の加工(化学加工)」に関する業務を担当しています。自動車やプリンターの内部に使われるプラスチックギア金型部品の加工や、DNAやタンパク質の有無や量を測定する生化学分析を行うマイクロ流路チップ金型部品の加工などを手掛け、化学加工に関する薬品の選定、管理なども行っています。
難しい加工だからこそ達成感が味わえる
私に求められているのは、作業者ではありません。技術者として、金型部品をより高品質、より高精度で確実に仕上げることです。そのため、常に従来の加工方法をより良くできないか考えチャレンジしています。
また、加工は1ミクロン単位で精度を詰めていくため、部品の取り扱いやプログラムの作成、加工時などには集中力も要求されます。ただ、それだけ加工が難しい分、思い通りに加工できたときや、提案した改善案で成果が出たときには大きな達成感が味わえます。
最近では、めっき系の加工で素材がうまく溶けない不具合が発生した際、素材の材料分析を行い、薬品を変えて実験を繰り返す事で別の薬品を提案することができ良好な結果を得ることができました。大学時代にバイオ分野を研究していた自分の持ち味を存分に発揮でき、確かなやりがいを感じられた出来事でした。
知識ゼロからでも成長できる環境がある
大学時代の専攻とは全く異なる業務がほとんどで、入社当初は苦労しました。ただ、分からないことがあれば丁寧に教えてくださる環境ですし、気軽に相談できる先輩がたくさんいて、本人の成長に合わせて課題を与えてくださる。また、やりたいことを提案すればどんどんとやらせてもらえるのも当社の社風です。今では加工の技術のみならず、プログラムや加工条件の開発などもできるようになるなど、自己成長を実感しています。また、業務を進めるなかで世界と戦っていかなければならないことを強く感じ、自分に足りない部分を探してもっと成長したいという気持ちもより一層強くなりました。
今後は、社内外で良い影響を与えられる存在になりたいです。工作機械メーカーの方からも一目置かれている先輩たちのような技術者になることを目標にしています。そのため、積極的にセミナーや展示会に足を運んで情報収集に励んでいますし、勉強したことを活かしてアイデアを出したり、改善策の提案などを行ったりしていきたいと思います。
1日のスケジュール
出社・朝礼
朝礼、打ち合わせ、メールチェックなどをします。
部品の寸法測定など
加工部品の寸法測定や形状確認などを行います。
加工の段取り
午後の加工作業に向けて段取りをします。
昼休み
加工開始
段取りが出来たら加工を開始します。
準備
次の日の加工をするための準備をします。
事務作業
事務作業や資料作成をします。
退社